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2009年6月28日 (日)

建築家、安藤忠雄。@ベネッセハウスパーク棟

さて、視察を終わり、バスでベネッセハウスのパーク棟に移動。ここで、このベネッセハウスや地中美術館など、一連の直島プロジェクトの中心人物となっている安藤忠雄氏の講演会が行われます。

昼下がりの会場は300人ほどの人で超満員。14:00過ぎ、安藤忠雄氏が現われましたが…あれ?福武総一郎ベネッセ会長も。これはサプライズ。ありえないでしょう…。

安藤氏のお話は、ほんと、いつものぶっちゃけトーク満載。何も気取らず、いばらず、ホンネだけで話をする方です。最近手がけたバーレーンのプロジェクトの話もしてくださいました。しかし安藤氏の興味というか関心は、建築そのものというより、人材育成、いかに若手を育て上げるかというところにあります。

「このまんまじゃ日本はダメだ。20代、30代がいけない」そんな話をこてこての関西弁でまくし立てます。

質疑応答でも、アジアのなかの日本はもう取り残されてるぞ!という話になりました。

この後、地中美術館の見学へ。これはもう、言葉で説明できない不思議な世界。心が洗われる、というのはこういう感覚でしょうか。金刀比羅宮の奥社で身も心も解放されて、すっきり~というのとはまたちょっと違う、人の技が成しえた、静謐で豊かな世界観とそこに広がる満足感。

地中美術館からベネッセハウスへの帰り、偶然バスの席が、安藤忠雄氏のお隣になってしまい、ドキマギ。「バーレーンの話しなよ!」とお隣の男子に勇気付けられて、ついに話しかけてしまいました。安藤氏は、本当にきさくに、あの調子で、「アラブね~ま、いい人も、悪い人もいるよ!それはどこでも同じ!」みたいにあくまでも前向きででした。

あのパワーと揺るがない信念は、時間をかけて築き上げられた能力なのでしょうか、それとも天然の才能なのでしょうか。

いずれにしても、世界のトップに君臨する建築家、という肩書き由来的なオーラよりも、人間臭い大阪のおっちゃんらしさが、最高に愛すべき人格として発揮されている、稀有な人物だ、と感服しました。

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