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2010年2月10日 (水)

パスポート発給をめぐるお役所の権限@赤坂オフィス

大使館には、バーレーンと日本のあれこれにまつわる、いろいろなお問い合わせが来ます。会社での業務に関するお問い合わせだったり、個人的な興味・関心からのことだったり…

その中で、今日は緊急案件が。バーレーンの国家的企業である製造業者の工場に問題が発生し、修理が出来る技術者を緊急に派遣したいのだか、その方のパスポートの有効期間の残存期間が6ヶ月を切っている。新規発給には1週間以上かかり、それまで工場の操業を止めておくわけには行かない。バーレーン政府が特例措置を取れるか?というものです。

ふむむ~

日本で言えば、旅券発給は外務省のお仕事。入国管理は法務省。

本件に関して、日本から出来ることは旅券発給に関する業務ですね~

そこで、普通なら1週間以上かかる旅券の発給が早くなるか…ありました!

外務省のウェブサイトには…

「…緊急に渡航する必要がある場合には、お住まいの都道府県の旅券事務所に御相談ください。

人道的見地からパスポートを緊急に発給する必要があると各都道府県の旅券事務所が判断した場合にはパスポートを早期に発給する取扱いをしております。」

人道的見地・・・しかし、ここに『旅券事務所が判断した場合』とあります。

おお!裁量の範囲内!

旅券の発給は、旅券法等の法令に基づき、外務大臣から各都道府県知事に対し機関委任した業務。各都道府県は、それぞれの旅券事務所にこの事務を執行させていますが、旅券の緊急発給は、事務所の判断、つまり、自由裁量で可能ということ!

ついでに調べてみたら、渡航中の家族が急病になって外国で入院してしまったので看護に行きたいなどのケースが、人道的要請になります。この場合、最短翌日発給の例もあるそうです。

業務上の理由でも、どうしてもその人物が海外出張しなければならない正当な理由が証明できれば、緊急発給の可能性があります。

ただ、やはりそこは自由裁量。法規裁量とは違い、仮に申請が却下されても、争うことは難しい…訴えの利益も、普通に申請していれば受理される期間を過ぎれば失われてしまうし。

だから、ダメもとで、窓口に訴えるべし!

何なら受任してもいいです…ってまだ開業準備中、行政書士見習い中のシマダでした♪

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