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2010年11月24日 (水)

「暴力装置」の本当の意味~御田小地区防災協議会@三田界隈

「暴力装置」。

仙石官房長官が、自衛隊のことを「暴力装置でもある」と発言して、大騒ぎになった言葉ですが、龍之助には、違和感がなかったのです…

それどころか、「え、よく言った!」と喝采してしまった×

誤解しないでください…龍之助は、大使館勤務時代から、旧防衛庁の防衛駐在官にかわいがってもらったし(ヨルダンでなく、他国に駐在していた方たちですが)、イラク復興支援業務では、自衛隊の方々と散々お仕事させてもらったし、現在は港区防衛親交会理事、つまり、自衛隊マニア♪に近いです…

ではなぜ、「よく言った!」なのか。その理由は、龍之助がマックス・ウェーバー学徒だからでしょう。マックス・ウェーバーは、警察と軍隊を、「国家のみが独占し、これを保持することができる暴力装置」と表現してます。

これを読んで。大学生時代の若かりし龍之助、戦慄を覚えました…「そうだ!国家とはかくも特殊な存在なのだ、人の命を守るのも国家、人の命を正当な手段で奪うことができる唯一の機関も国家!」

だから、国家を運営する政治とは、かくも畏怖すべき「職業」なのだと。

中東研究者として、学生時代はパレスチナ問題、現在はパレスチナだけでなく、イラクなどの民間人の流血を見ると、まさに軍隊の恐ろしさを思い知ります。「こんな政治はあってはならないよ!」

自衛隊も、軍隊としての暴力装置である。

だから、畏怖をもって、敬いをもって、自衛隊を評価すると同時に、これを運用する「政治」を、厳正に監視すべきなのです。

無辜の血を、決して流させないために。自国民も、隣国の民も。

パレスチナ、イラクの民も。世界中の紛争地にある人々も。

だから…延坪島の事件は、ショックでした。民間人が犠牲になったとも知ったので。

政治のために、人の命を一人たりともおろそかにしてはいけない!

それは防災につながる思考でもあり…

今日は夜、御田小地区防災協議会の会合でした。先日、11月14日に行われた「避難所活動訓練」の問題点や改善点を中心に協議。

今できることを充分に準備して、最大の注意をもって避難者のケアに当たるという原則を再確認。

ただ、心配事は…

「声の大きい人」にどう対処するか。

日頃から、町会等の地域活動で顔を合わせているメンバーなら、お互いのムリやワガママも笑ってコントロールできます。でも、そうでない方々に、どうやって理解してもらえるのか…

地域住民の自主的な運営、そこには「暴力装置」の抑止はなんら働きません。

非常事態には、日頃は聞き分けの良い方だって、異常な精神状態に陥りやすいもの。

まあ、実際にやってみないとわからない、という場面です。

密度の濃い協議の後、MせHめちゃんと、帰り道の『バリうま』へ。ここ久しぶりだなぁ~

と、夜更けまで、四方山話を語り合ったのでした♪


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コメント

豊後各駅停車さま
「暴力装置」が社会に必要な存在であるということ、よくご理解いただけて嬉しいです。
社会的に弱い立場にある方々にとって、「みんなと同じ」幻想で成り立っている社会なんて苦しいばかりですよね。でも「みんなと同じ」なんてありえないから。「みんな違ってみんないい」のです。
「越中島に逃げろ」は聞いたことがないです…でも古地図を参考に、埋立地でない場所を目指すことをお薦めします!港区ならJR山の手線内や汐留かなぁ。
でも水害の時には、避難中に被災するという事例も多いので、できるだけ近くの高層ビルに逃げてくださいね!

投稿: 龍之助 | 2010年12月 1日 (水) 11時13分

その通り、父(法務教官)も、その一端を担っていたし、私も水産大の乗船実習で「暴力装置」を担う一端になっていたと思います。
今の私は、支援を要する「弱者」である一方で、精神障害者として「何をしでかすか分からない者」です。
しかし精神科診療の見直しで、入院せず社会の中で過している事に幸せを感じたいと思います。
「浸水したら『越中島』に逃げろ」って本当?

投稿: 豊後各駅停車 | 2010年12月 1日 (水) 04時34分

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