« 年の瀬に日本の国家観、歴史観、自治とまちづくりを語る@高輪パークタワー | トップページ | 結局仕事場と地元の往復;@永田町~赤坂~三田 »

2010年12月26日 (日)

芝消防少年団防火パトロール&「どうなる日本」セミナー@芝三田界隈~六本木~麻布

今日もよく晴れてます・・・午前中は、芝消防少年団の今年最後の活動。芝消防署三田出張所集合解散で、三田駅までの繁華街の防火パトロールです。

30名弱集まった団員は、2班に分かれて慶応仲通りの商店街から駅までを「火の用心!」と掛け声をかけ、拍子木を鳴らしながら巡回。

101226_102542
田町駅三田口で、整列…した後。

まあ、小学生中心ですからふざける子もいるし、もちろんまじめな子もいるし。でもこうして集まっているだけでも偉い子達!

101226_102613
三田出張所の消防車の前で。

101226_103135
はいポーズ!

パトロールの後は、規律訓練をして、解散。来年も元気に集まってくださいね。

おうちに帰ると、連れ合いはまだ熟睡中。仕方がないのでひとりでお昼を食べて、魚らん坂下からバスで、六本木ヒルズへ。

チーム・ポリシーウォッチ at アカデミーヒルズ「どうなる日本、どうなる菅政権」のセミナーがあるのです。

101226_135614
竹中平蔵が率いて、岸博幸がパシリ、もとい、アシスタントをしているこのチーム、結構好きです。経済に疎い龍之助を、分かった気にさせてくれる貴重な会なのです。ここ数年、機会があれば参加しています。

まずは、2010年のキーワードを参加者が挙げました。以下敬称略とさせていただきます。

加藤寛(嘉悦大学学長)は、「政治不安定」。鳩山政権時の社民党との連立が元凶だと言います。

冨山和彦(株式会社経営共創基盤代表取締役社長)は、「デカップリング」。海外に軸足を移したグローバル企業の業績は良くなっているが、国内経済は悪化していることを挙げ、優良企業と国内経済の切り離し、個人の経済格差も拡大していることをこの言葉で表したそうです。

ロバート・フェルドマン(モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社経済調査部長)は、「麻痺」。デフレ脱却に失敗し、金融政策、財政政策、経済政策、外交政策すべてにおいて、民主党の抱える矛盾がそのまま露呈され、麻痺状態に陥っていると。

野村修也(中央大学法科大学院教授)は、「罪と罰」。法律家の観点から、尖閣事件などで、検察・逮捕・捜査・処分のプロセスがいい加減なことが分かってしまったと嘆き、昨今の正義ブームから正義はどこに?罪と罰について、国民が議論をするようになったと分析。

松原聡(東洋大学経済学部教授)は、「期待」していた政権交代に「失望」と。1955年体制と同じ年代生まれだから、民主党に、ではなく政権交代に期待していた、と。マニフェストが欠点だらけでも、政策がブレても、政権交代が起これば、既得権益が緩まってリセットされるから、総じて政治経済は良くなるはず、と信じていたのに、でもやっぱりダメだった。民主党も自民党も勉強していないし、悪くなっている。絶望に近い失望だ、と嘆いていました。

竹中平蔵(慶應義塾大学教授、グローバルセキュリティ研究所所長)は、「お手上げ!」。予算こそが政策を凝縮した姿であるが、来年度の予算を見たら、お手盛りどころかお手上げ状態。何の改革もないままひどい予算編成になったし、これを民主党幹部も分かっていて、どうすることもできない。史上最悪の膨張した予算に、目玉政策もない。もっと緊迫感を持って政権を監視しなければ、と訴えます。

この後、人口減少から消費の縮小を懸念する議論から、官僚機構批判、マクロ経済を規律する組織不在の政権への不安、民主党が自民党化し、官僚機構と族議員の癒着というモラルハザードが起きている、と言う議論の後…

民主党政権は、耳が痛いことを言う専門家の意見をもっと聞くべきだし、政策をきちんと実行すべきである、という意見が。「民主党は、過去に自民党の政策に関与した委員を、一律に排除した」とはっきりおっしゃったスピーカーもいました。委員ひとりひとりは、自民党に擦り寄っているワケでもないし、御用学者なワケでもないのに、一律で自民党時代からの専門家の関与を否定して、逆に自分達の御用学者を登用しようとしているから、マクロ経済をコントロールできない、と。

龍之助も、まさにそう思ってました。日記でも、「経済財政諮問会議は、開くべき。法律で制定された会議だし、それが自民党時代の遺産だからって、開かない意味が全然分からない」と書いたことがありましたよね。

話は、官僚機構と民主党政権の癒着、というより、もたれあい、を批判する流れに。

竹中先生が挙げた、民主党政権の問題点、みっつ。①政府の中枢に政治経済がよく分かっていない人がいる。能力の低さ、志がない、不慣れのせい、何か理由があるのだろうが、結果、力がない人が権力を掌握して、政治主導を担っているから大変なことになっている。②今回の政権交代は、非常に未成熟な政権交代だった。政権が変わったとたんに、官僚やアドバイザー含めて、政権を支えてきた優秀な人材を、排除してしまった。③官僚、メディア、社会全体に、無責任が蔓延し、ぬるま湯に浸かったようになっている、と。

そして松原先生は、旧政権にはキーマンがいて、専門家の意見を採用して政策をまとめあげていたが、今の政権は、個別バラバラでカオス状態だ、と厳しい指摘。

最後のほうは、財政再建には増税しかないというのは、政府の刷り込みか、他にどんなシナリオがあるか、の議論。続いて、人口減少の中での成長戦略のあり方。

最後に、2011年のキーワードをそれぞれが披露して、2時間半のセミナーは終了しました。

現在の政権に対する危機意識を共有できたのはいいことでした。現在の民主党政権がダメだからと言って、現在の自民党が良いわけでもない。結局、与野党の「勉強している」議員同士が組んで、政権を担うのが理想だ、と言うのですが…

来年、政権は、どうなるのでしょうね…良い方向に変わってくれなければ、国民が困ります;

そんなブルーな気持ちになり、麻布十番までお散歩。『Koots』でお茶をして、連れ合いと合流。

東麻布に、今年最後かな?の忘年会に。

101226_200058
連れ合いのスキー仲間のご夫婦…見てるだけでほんわかします♪うちもそうありたい~

すご~く楽しかったです…気持ちをリセットして、新年に備えよう!

|

« 年の瀬に日本の国家観、歴史観、自治とまちづくりを語る@高輪パークタワー | トップページ | 結局仕事場と地元の往復;@永田町~赤坂~三田 »

地域の防災・減災のために」カテゴリの記事

地域ボランティア活動」カテゴリの記事

政治の動き」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1242470/38231159

この記事へのトラックバック一覧です: 芝消防少年団防火パトロール&「どうなる日本」セミナー@芝三田界隈~六本木~麻布:

« 年の瀬に日本の国家観、歴史観、自治とまちづくりを語る@高輪パークタワー | トップページ | 結局仕事場と地元の往復;@永田町~赤坂~三田 »