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2011年1月18日 (火)

変わりゆく家族の姿…育児も、介護も、夫婦関係も@麻布区民センター

晴れた朝は気持ちいい!毎日こんなに気持ちよく晴れているのに、なぜか洗濯物が溜まっている、怠け者の龍之助…。

でもとりあえず、朝は出勤に集中して~

資料整理やら、レポート提出やら、ちょっとした翻訳やらをチョコチョコ片付けて、午後…

久々に、行政書士関係のご相談が。ちょっと紛争の様相を呈しかねないもの。

行政書士は、紛争の当事者の代理人として相手方と交渉をすることはできません…

が、事実関係の確認はできます。

相手先に対して、これこれの事項を明確にする書面の提出を求め、その提出があるまで、こちらの態度は留保にします、位の宣言はできます。

こうしましょう、の方針を出すまで30分強…ふぅ。

この電話の後、さらに霞ヶ関方面からの電話協議で、30分…

結構電話も疲れます×すごく神経を集中するし…。

夜は、港ユネスコ協会国際シンポジウム。麻布区民センターです。

『変貌する「家族」』と題し、基調講演に、社会学者の上野千鶴子さん、発言者に、中国人発の芥川作家の楊逸(ヤンイー)さん、ドイツ生まれの日本学者の岩田クリスティーナさん、インド人を父に持つ実業家の新美彰規(ドイツ名アミット・バクシー)さん、と、超豪華な顔ぶれ。

上野千鶴子さんは、初めて直接にお話を聞きました。

第一印象は、小柄で、とても声の美しい方だなぁ~と。歯切れよく、要領を得た発言で、とても理解しやすいお話です。基調講演では、社会学者として、日本における「近代家族」の成立と変遷、そして将来像まで、とても分かりやすく説明してくださいました。

上野先生の最近の関心事項は、介護保険問題ということで、この問題は、ことさら熱く語られていました。いわく、「クオリティーの高い介護サービスは、家庭内ではムリ、社会化して専門スタッフに任せるべき」と。龍之助にとっては、よく腑に落ちる説明でした。なぜなら、自分の母親も直ぐ下の妹も、看護師でケアマネージャー、それなのに、いえ、だからこそ、自分達の祖母は介護施設に預けたのです。そこで息を引き取るまで。

いわゆる、保守的な、伝統的な家族観からすれば、それだって家族の義務を果たしていない、ってことなのでしょうか。妹にも母にも、葛藤がありました。ほんとうに。

でもそれは、必至のことだったんだ、ということを上野先生に教えてもらったと思います。それと、新しい家族像に即した、社会制度設計の必要性を。

いわゆるウヨクな人たちからは、家族破壊者、解体者と、忌み嫌われているような方なので、実際どのような人なのだろう、と個人的にも構えていたのですが、おっしゃっている内容は至極論理的で、納得がいくものでした。上野先生のお話で、救われた、と思われるも多いでしょう。

楊逸先生は、自身が20過ぎまで育った中国東北時代の家庭事情。「日本に比べたら、私の子ども時代は原始時代」と笑っておっしゃってました。岩田クリスティーナ先生は、ドイツの最新の家族事情を、旧東ドイツと西ドイツの地域性の違いも交えて、分かりやすく。新美先生は、自身が子どものとき、インド人の父と日本人の母が施してくれた教育について。上野先生は「子離れをする親の素晴らしいケース」と絶賛していました。

2時間半もあっという間でした。

会場には、港ユネスコ協会の担当者の皆さんはもちろん、聴衆としてもたくさんのユネスコ会員や関係者の方が見えてました。麻布区民センターのホールが、ステージ前の臨時椅子を含めて満席。

これは企画の勝利でしょう!担当委員会のみなさま、本当にお疲れ様でした!

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