« か、家族発見!?@白金高輪駅周辺の自転車屋さん | トップページ | 冬の嵐!のなかに春の気配♪@三田豊岡町 »

2011年2月 7日 (月)

愛知県と名古屋市の、首長選挙と住民投票に思う@赤坂オフィス

日曜日の夜…ゴルフから帰ってまったりする連れ合いに、「夜ニュースあったら見たい!」と宣言。

バラエティーと映画の地上波放送をこよなく愛する連れ合いは、「さんまちゃん見ないの?」と不満顔でしたが…

結局、8時を回ってすぐに、ポン!ポン!と当確が出てしまい、「なんだぁ~」と。想定内どころか、結局これしかないよね、の選挙結果でした。

龍之助と名古屋の関係は、ここ数年と短いけど、結構深いかも…というのも、まあ、単純にHOME MADE 家族の本拠地が名古屋だから、ライブやらイベントやらで名古屋、だけでなく刈谷市とか、県を越えてナガシマスパーランドまで、行っちゃっていたりするからなのです。

結果その勢いで、名古屋開府400年イベントのグッズとか家に飾ってあるし。

もちろん、その流れだけではなく、河村市長の市政改革はずっと注目してました。

河村市長率いる地域政党「減税日本」の主張は明快で、3つしかなかったです。それは、市民税減税(市民税の恒久的な10%減税)、「地域委員会」の創設、そして市議会議員報酬の半減。

この中では、龍之助の、一番の関心事は「地域委員会」。

選挙で選ばれたボランティアの市民が、市の予算の使い道の一部を決定するというこの制度は、龍之助の慶應義塾大学の卒業論文でも取り上げる制度なので、論文指導教官の片山善博先生とも、意見交換をしました。

片山先生の意見は、「選挙で選ぶというのは、どうしても有権者におもねる、すりよる側面が出るからいけない」と。片山先生は、鳥取県知事時代、町会議員の輩出もままならない過疎の村落に、町民会議を制度化し、その委員は志願制だけど抽選で選んだのです。抽選は、しがらみがなくていい、と。

地域委員会、その裁量の範囲も、正当性もまだまだ不明確。龍之助が考える、基礎的地域コミュニティのあり方と、規模といい運営といい、ドンピシャ近いのですけど、役割がまだまだ、明確でないですよね。皆で話し合って決める、という大原則はあるにせよ。ま、試験段階だから仕方ないですけど。

で、「減税日本」の主張のうち、その、「有権者におもねる」側面があるとすれば、それは「減税」なのですが、これも、一律減税としたことで、低所得者よりも高所得者にお得感が強い、社会福祉の充実に直結する政策とは必ずしも言えない政策です。中高所得者のサラリーマンや自営業者には、とてもありがたい政策なのですけど…。

龍之助、もともと小さい政府主義者なので、「減税」と「行財政改革」には、大賛成ですよ。ただ、どうせやるなら、減税幅に傾斜があった方がいいとは思ったのです。あ、でも課税段階から所得控除で傾斜がかかってるから、いいのかなぁ~あ~税金、つくづく苦手だなぁ×

では、結局名古屋市民の心を打ったのは、最後のあれですかね、やっぱり。市議会議員報酬の半減。

河村市長の戦略は、本当に分かりやすかったです。「敵は市議会にあり!」か…。

「職業議員」という言い方も、古いようで新しい、結構鮮烈です。

選挙のためだけに波風立てず、なあなあな議事運営で安穏としている議員、なんてまさに、片山先生が蛇蝎のごとく嫌っていた議員のあり方そのものではないですか。

地域主権のあり方といい、住民参加の拡大といい、「職業議員」害毒論といい、河村市長の地域主権推進の手法は、片山先生の言う地域主権の方向性と、違った方向では決してないわけです。

地方税の増税か減税かの議論は、「大きな政府」志向か「小さな政府」志向かで、決定的に違ってしまうので、一致点を見出すのは難しいかもしれませんが。

でも少なくとも、片山先生は、「地方の課税自主権」を最大限尊重する立場なので、増減税の方向性を地方自治体が主導して打ち出すこと、そのこと自体については、賛成派なのです。

ただ、問題点があるとすれば…「議会のチェック機能」が担保されるのか、という点。

緊張感のある首長と議会の関係性の維持、とか、専門性の高い議事運営、とか、これまでも地方議会には求められてきましたからね…

これから市議会議員選挙が始まる名古屋。

首長派が過半数を取るにしても、果たしてどれだけ「健全」で「賢明」な議会構成になるのか、注目です。

龍之助は、単独勢力の過半数というのは、二元代表制の意義に照らしても、やっぱりどうも危険に感じます。

あ、最後に…民主党はじめ、既存政党とこの選挙結果の関係。

そもそも、どうして河村市長と民主党は、仲違いしたのかな…というところからですが。少なくとも昨年の参議院議員選挙までは、河村市長、民主党候補の応援に出向いたりしていたのですが…

何かこう、やっぱり相容れないものがあったのでしょうね。組織としての「民主党」と、自由な個人としての河村市長。

自由。自由人な市長。逆に言えば、よく5期も民主党で衆議院議員を務めてこられましたね…民主党の代表選の度に、推薦人を集められなかったところなんて、なんか面白かったですけど。

昨年来、みんなの党も連携を模索していましたが、河村市長側から断られましたよね…政策的に、似たところが多かったのに。

これもみな、自由人であるが故…首長になったからには、既存政党とは距離を置くのはセオリーですが、こと選挙ともなると、つい「組織」に頼りたくなってしまうもの…

その恐怖心を克服し、なおかつ本当にありえない得票を集めた、河村たかしは本物の選ばれしひとり!と思うのです。

最後に、愛知県知事選挙ですが、みんなの党の薬師寺みちよさん、大健闘でした…

六本木にお住まいだった頃の、あの涙もろくておっとりしたねえさんでは、もう全然ないですね…

敗戦の弁で笑顔だったって、もうそれだけで胸が苦しいです…

みんなの党の選挙戦略自体に、あれこれ文句つけたい気持ちは沢山あるのですが、もう、よく頑張ったよね!としかいいようがないです…

土曜日に、「あたしこれから名古屋行って、ねえさん応援してくるわ!」と言い出した龍之助を、真剣に止めてくれた連れ合い…土曜日ゴルフから帰ってきて、「名古屋行ったかと思った…」とつぶやいてました。

長い長い、冬だよね…でも春はもう目の前と信じよう!

|

« か、家族発見!?@白金高輪駅周辺の自転車屋さん | トップページ | 冬の嵐!のなかに春の気配♪@三田豊岡町 »

HOME MADE 家族♪」カテゴリの記事

慶應義塾大学」カテゴリの記事

政治の動き」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1242470/38778586

この記事へのトラックバック一覧です: 愛知県と名古屋市の、首長選挙と住民投票に思う@赤坂オフィス:

« か、家族発見!?@白金高輪駅周辺の自転車屋さん | トップページ | 冬の嵐!のなかに春の気配♪@三田豊岡町 »