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2011年3月13日 (日)

これまでに震災が教えてくれた、10のこと…@三田の我が家

うららかな、天気の良い日曜日…テレビは相変わらずどこも、震災報道。

あ、みなとケーブルテレビは別です。ニューステロップを流すわけでもなく、「地震情報は、港区ポータルサイトをご覧ください」のメッセージだけ。

呑気です。東京メトロポリタンTVも神奈川TVも、津波警報を流し続けてたのに。

せめて防災無線の内容だけでも、テロップで流せばいいのに…ほんと、聞こえづらいんだから×大株主の港区役所さん。何とかしましょうよ!

さて。

災害から48時間が経過し、心配されていた情報空白地域の被災状況も、徐々に明らかになってきました…

せっかくだから、今まで気付いたことのまとめメモを、簡単に作っておきます。

1.震災発生時
(1)パニックコントロールは、本人に逆らわず。
 揺れや津波の映像で、泣き叫ぶひとがいたら、決して怒ったり無理に止めさせず、そばで声がけをしながら、冷静に話を聞いてあげて、落ち着くのを待つ。本人の気が済むようにさせてあげる。誰かがアテンドしていれば、周囲に伝播することはある程度防げる。

(2)長周期地震動の揺れは、あきらめて身を任せよう。
 高層ビルの上階は、恐ろしいほどに揺れる。免震構造のもたらす揺れでもあるから、建物の強度には問題がないとはいえ、余りにも揺れるし、その時間が長いので、部屋のインテリアへのダメージも大きいし、何より中にいる居住者らへの心的被害が著しい。
 特に地震になれていない外国人が、安心だと言われて高層階に住んでいて、この船酔いしそうな長周期地震動の揺れに遭遇すると、本当に怖いらしい。窓の外を見ても、どのビルもゆらゆら揺れているし、何時間もビルが揺れていて、生きた心地がしなかったと。
 地震を体験できる起震車では味わえない、長周期地震動の揺れ。ただ安心を謳うのでなく、そんな恐ろしい思いをするものだ、と居住者には事前によく説明しておく必要があるのでは。

(3)丈夫な建物から脱出する必要なし。
 揺れに耐えた建物から、慌てて階段を下りて外に脱出する必要はない。エレベーターが停止している状態では、戻ってくるのも大変だし。
 都心では、今回のように建物内は電気も通じたし、固定電話も機能していた場合、状況をうかがうには、建物の中にいるほうが安全。

2.公共交通機関の選択
(1)道路はあっという間に渋滞
 バスやタクシーを利用したいなら、被災直後でなければ、あまりお薦めできない。道路があっという間に混雑し、バスやタクシー乗り場は、時間を追うごとに長蛇の列に。

(2)見知らぬ駅で降りてしまったら
 地下鉄などが緊急停車し、知らない駅で降りたとき、地理が不案内なため道に迷ったり、逆方向に移動してしまい、無駄な時間と労力を使ってしまった人もいただろう。
 行きたい方向にどういったらいいのかは、最低3人の人に聞いてみたほうが良い。自信をもって答える人が、常に正しいとは、残念ながら限らない。

(3)長時間の徒歩への備え
 主要街道の飲食店は、時間つぶしも兼ねた帰宅困難者で、どこも大混雑だった模様。勢いで飲酒をしている人も多かったというが...飲酒後に長時間歩くのって、身体への負担が大きすぎ。
 飲酒しなくても、慣れない長時間の徒歩で、腰痛などの持病が悪化したとの声がある。
 また、女性のハイヒール、男性の革靴で疲労が倍増とも。防災袋にスポーツシューズを入れておくのも必要かも。

3.報道とデマ
(1)ショッキングな映像
 津波災害の映像とか、必死で見てしまうけど、結構ショッキングなもの。日本自治体危機管理学会の報告会などで、少しは慣れているはずの私でも、台所の流しの水流で箸が動くのにビクッとしてしまったり、ちょっとしたトラウマがあった。
 ましてや、子どもや若い男女は、繰り返して見てしまったら、心に傷として残ってしまうはず。
 子どもには見せない配慮も必要だったのでは...。

(2)インターネット上のデマ
 善意なのか悪意なのか、全く分からないし、どう見ても怪しいけど真偽の確かめようがないのとかある。良かれと思ってか、ツイッターで拡散されている情報でも、「これはないよ~」と思うのも。
 善意の拡散がうっとうしがられ、真実がデマに埋もれてしまうより、不確かな情報を、安易に拡散するのを、自ら避けるよう努力するのも必要かも。

4.国際社会と地域社会
(1)国際社会
 震災発生後、わずか数時間で各国政府が反応してくれたのは、さすがに日本!ありがたかった…ツイッターでも、励ましの言葉が世界中から集まるハッシュタグが立ち、何語か分からないメッセージも含めて、賑わっている。
 自国が反政府抗議デモの頻発で、大変なはずのバーレーンからも、外務省公式ツイッターや、外務大臣の個人ツイッターにも、当日のうちにメッセージが。
 "So sad of what happened to Japan. Our heart and minds are with the people of Japan. They shall prevail." 簡単なメッセージだったけど嬉しい。
 また、バーレーン外務省は、ツイッター上で在日バーレーン国民の安否確認を行っていて、日本在住のバーレーン人がネットワークを駆使して協力していた。こんな使い方もあるのか~と感心。

(2)地域社会
 消防団の作業服で、街中で警戒にあたるのは、災害発生時くらいなのだが、地域の方から「頑張ってください」と、温かい声をいただけた。
 また、被災地で消防団員が、消防隊員や自衛隊員に混じって活動をしているのを、各地のテレビ中継で沢山目にした。自分達も被災者なのに…と胸が熱くなる。
 地域密着で防火・防災・災害復興にあたる消防団員の姿を、ひとりでも多くの人に覚えていて欲しいなぁ…

とりあえず。

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